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《報告》

蒲生干潟の明日を考えるつどい

2003/03/02,仙台市戦災復興記念館

主催:蒲生を守る会

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先に、ご案内しておりました「蒲生干潟の明日を考える集い」(主催:蒲生を守る会)は、予定通り、3/2(日)に、参加者約60人を迎え、下のようなプログラムで行われました。

写真 (32KB)

「蒲生干潟の明日を考える集い」プログラム

1.開会のあいさつ

木村 フジ

2.第 I 部 蒲生干潟は今…

(1)

蒲生の鳥類、30年間の調査結果から

上村左知子

(2)

コアジサシの渡来と営巣の状況

佐場野 裕

(3)

コクガンの現状とその保全の課題

宮林 泰彦

(4)

質疑応答

  < 休憩 >

3.第 II 部 干潟の明日を考えよう

(1)

蒲生干潟自然再生事業について

熊谷 佳二

(2)

蕪栗沼の自然環境復元と各地の再生事業

呉地 正行

(3)

モデルプランをつくろう 〜どのような干潟をめざすべきか

熊谷 佳二

(4)

総合討論「干潟の明日を考えよう」

4.閉会のあいさつ <3.2 つどいアピール>

鈴木  勲

第一部では、最初に、蒲生を守る会が1971年より実施してきた鳥類センサス調査で得られた、1万件を越える記録をとりまとめた結果が提示されました。記録された183種の中で、とりわけ干潟に特徴的なシギ・チドリ類、ガンカモ類の激減ぶりが目立っています。その後、蒲生海岸で危機的状況にあるコアジサシとコクガンについて、現状と保護の重要性などが報告されました。

第二部では、まず、問題点が指摘されている「自然再生推進法」の施行を背景にスタートする”蒲生干潟自然再生事業”のこれまでの経過と、蒲生を守る会もメンバーとして参加している第一回検討委員会の報告がなされました。次に、蕪栗沼と釧路湿原における湿地復元の試みの事例が紹介された後、蒲生干潟での湿地復元のモデルプランが示されました。これを受けて、限られた時間ながら、地元住民を含む参加者の間で意見を出し合い、次のような目標を確認しました。

  1. 再生事業でめざすのは、”再生”ではなく”復元”であり、1970年代の渡り鳥で賑わう干潟を目標とする。

  2. 干潟周辺の環境も復元し、生物の多様性を保つ環境とし、干潟の浄化作用を高める。

  3. 事業には我々NGOが積極的に参加し、市民主導で行う。

  4. 海岸への人の立ち入り制限、また環境教育の場とするなど、海岸・干潟の利用の仕方を見直す。

当日配布された会報(「守る会だより」No.61)、集いの資料をご希望の方は下の連絡先へお知らせください。

蒲生を守る会
980-0874 仙台市 青葉区 角五郎2−4−6
木村フジ方 TEL&FAX: 022-223-5025

(メール宛先)
佐場野 裕(蒲生を守る会)
pxi02107ⓐnifty.ne.jp

表紙 (10KB)

写真 (8KB)

[ 写真:上村左知子,蒲生を守る会. ]

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「東アジア地域ガンカモ類保全行動計画」は「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」に基づく取組みのひとつです.「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」は「行動計画」のもとにガンカモ類にとって国際的に重要な生息地の保全を効果的に進めるための国際協力プログラムです.これらの取組みは国際湿地保全連合が調整しており,ガンカモ類に関する活動を監督し補佐するための作業部会「ガンカモ類ワーキンググループ」がアジア太平洋地域渡り性水鳥保全委員会に設置されています.東アジア全域の活動の推進のためにフライウェイオフィサーがおかれ,また日本国内での活動を推進するために国内コーディネーターがおかれています.

日本国内での活動等についてのご質問・お問い合わせはガンカモ類 国内コーディネータまでお願いします.連絡先のページへ.

東アジア地域全体にかかわるご質問・お問い合わせはフライウェイオフィサーまでお願いします.連絡先のページへ.

2003年3月19日掲載.このページは,蒲生を守る会よりのご依頼により「東アジア地域ガンカモ類保全行動計画・重要生息地ネットワーク」のウェブサイト内に掲載しています.