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行動計画

重要生息地ネットワーク参加地への手引き

参加地での活動のための資料や参考例

2005/01/15

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「アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」のもとに推進されるガンカモ類の活動は,その「行動計画」のゴール(図1)にむかって,以下の1から7のような課題(図2)があるでしょう.それぞれの課題に役立つ資料や重要生息地ネットワーク参加地でこれまでに進められている主要な活動を以下にまとめてみました.

「行動計画」のゴール(最終目標)

国際協力をとおして,東アジア地域を渡るガンカモ
類とその生息環境の長期的な保全を達成すること.

「重要生息地ネットワーク」のゴール(最終目標)

国際的に重要な生息地の効果的な保全.

図1.「行動計画」と「重要生息地ネットワーク」の
   ゴール(最終目標).

図2

図2.参加地での活動課題.

このウェブページでは,◎印:指針等の和訳ウェブページ,○印:指針等の和訳PDFファイル,●印:和訳の無い指針等の英語原文,☆印:取組例のオンライン資料,★印:取組例の文献資料(末尾の資料一覧)へのリンクをそれぞれはってあります.このページの印刷用PDFファイルでは末尾の資料一覧を参照してください.

1.生息環境の保全

統合的沿岸域
管理指針
(ラムサール
決議.4)

河川流域
管理指針
(ラムサール
決議.18)

水資源の配分と
管理の指針
(ラムサール
決議.1)

管理計画策定の新指針 (ラムサール決議.14)

[マイポ湿地,片野鴨池 ,佐潟 宮島沼

ワイズユース指針(ラムサール勧告4.10 ,決議5.6

リスク評価
の枠組み
(ラムサール
決議.10)

湿地再生指針
(ラムサール
決議.16)

法制度見直し
の指針
(ラムサール
決議.7)

[琵琶湖(内湖復元)
 片野鴨池(たんぼクラブ)
 蕪栗沼,釧路湿原

住民参加指針 (ラムサール決議.8)

[片野鴨池協議会,蕪栗沼環境管理会議]

2.人間活動との調和

3.対話・教育・普及・啓発

ラムサール条約普及啓発プログラム (決議.31) 環境教育推進法

4.調査研究・モニタリング監視

5.生息地間の相互協力・交流

6.ガンカモ類個体群の保全

7.資金確保

[福島潟自然文化基金 ,各地(助成金等 )]

文献・リンク

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水鳥保全戦略

インターネット自然研究所

国際湿地保全連合

「東アジア地域ガンカモ類保全行動計画」は「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」に基づく取組みのひとつです.「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」は「行動計画」のもとにガンカモ類にとって国際的に重要な生息地の保全を効果的に進めるための国際協力プログラムです.これらの取組みは日本を含む関係各国政府等の支援のもとに国際湿地保全連合が調整しています.

東アジア全域のガンカモ類に関するこの取組みの活動を監督するための作業部会「ガンカモ類ワーキンググループ」がアジア・太平洋地域渡り性水鳥保全委員会に設置されています.ガンカモ類ワーキンググループを補佐し,東アジア全域の活動を推進するための事務局としてフライウェイオフィサーがおかれています.

日本国内での活動は環境省の同「戦略」推進事業のもとに,シギチドリ類,ツル類などの活動と協調しあいながら進められています.国内の「戦略」推進事業の活動のウェブサイトとして環境省インターネット自然研究所に「渡り鳥生息地ネットワーク」のコーナーが設置されています.ガンカモ類を含む3つの種群のそれぞれに日本国内での活動を推進するための国内コーディネーターがおかれています.

日本国内での活動等についてのご質問・お問い合わせはガンカモ類 国内コーディネータまでお願いします.連絡先のページへ.

重要生息地ネットワークの個々の参加地での活動等についてのご質問・お問い合わせは各参加地までお願いします.連絡先のページへ.

東アジア地域全体にかかわるご質問・お問い合わせはフライウェイオフィサーまでお願いします.連絡先のページへ.

2004年12月11日掲載, 2005年1月15日更新.