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行動計画

東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)支援・鳥類学研究者グループ

JOGA

フライウェイ・パートナーシップ

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JOGA
Illustration by Jun UEDA

次回(第20回)開催予定
2016年9月16日鳥学会大会(札幌)
課題:ガンカモ類を例に風力発電施設の影響と環境アセスメントを考える

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ガンカモ類重要生息地ネットワーク支援・鳥類学研究者グループ設立趣旨
[ Japan Ornithologist Group for ASNEAF (JOGA) ]

「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」の活動を支援する鳥学研究者のグループを設立したいと思います.ガンカモ類ならびにその生息環境を研究対象とされ,このグループの趣旨にご賛同いただける研究者のみなさまのご参加をお待ちしています.

呼びかけ人:須川 恒呉地 正行宮林 泰彦


「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」(以下,重要生息地ネットワークと記します)とは

 この重要生息地ネットワークは,東アジア地域のガンカモ類個体群とその生息環境の保全のため,国際湿地保全連合が提唱する国際協力プログラムです.その目標は,一連の国際的に重要な生息環境を十分に認識し,そして適正に保全することによってこの地域を渡るガンカモ類個体群の長期的な保全を確保しようとするものです.これは,生息地のネットワークであるとともにそれに関わる人々のネットワークでもあり,土地所有者やその管理者,各種団体や地域の人々などによるその保全活動を支援しようとするものです.

 欧州・中近東・アフリカと米大陸においては,このような水鳥とその生息地として重要な湿地を国際的ネットワークのもとに保全する多国間の枠組みが機能しています.しかし東アジア・オーストラリア地域においては,国際的に見てこのような枠組み形成は立ち遅れており,そのため,この地域のラムサール条約締約国が中心になって,多国間の枠組みを創ろうとの動きが動き出しました(ラムサール条約勧告文6.4).その動きのもとに,シギ・チドリ類,ツル類に次いで,1999年5月ラムサール条約締約国会議(サンホセ)においてこのガンカモ類の重要生息地ネットワークが設立されました.
 国内では,ガンカモ類が多数集結している湿地(2万羽または1%基準値を越えるガンカモ類が渡来している)を抱える地方自治体に対して,この重要生息地ネットワークへの参加が環境庁(当時)から呼びかけられ,これまでに15ヶ所の生息地の地方自治体が参加しています.
 日本国内には,ガンカモ類が多数渡来する湿地を,社会教育や地域振興などの核として積極的に保全し,他地域との交流も独自に行ってきた地域が少なくありません.重要生息地ネットワークは,このような活動を生かしつつ,その生息地の保全に関わる地方自治体・NGO・環境省などが,幅広い協力関係を持って,その保全のための活動を支援してゆこうとする枠組みです.

 重要生息地ネットワークの活動をコーディネートするために,東アジア地域全体を担当するフライウェイオフィサー,ならびに日本国内を担当する国内コーディネーターの各1名が置かれています.

支援グループとは

 重要生息地ネットワークの枠組のものとにガンカモ類とその生息環境の保全を進めてゆくためには,主役であるガンカモ類のニーズを代弁できる鳥学研究者(さらに湿地に関わる研究者)やNGOの役割が大きく,特に研究者はガンカモ類と彼らの生息環境について,その魅力的な生態や保全上の課題を語る作業が求められています.しかし日本国内には,ガンカモ類にとりくんでいる研究者はいますが,総合的・体系的にこのようなネットワークに対して対応できる状況にはなっていません.そこで,有志の研究者で,この重要生息地ネットワークの枠組を支援するグループを形成しようと呼びかけることにしました.
 支援グループの当面の課題は,参加生息地に関わる地方自治体や地域の人々に対して,ガンカモ類の魅力ある生態や,ガンカモ類の個体群と生息環境の保全に関して,現在の研究成果を体系的に示すとともに,今後解明すべき問題点を明らかにすることだと考えます.結果的に,東アジアなど海外の関係者に対して,日本に生息するガンカモ類とその生息環境の情報を体系的に伝える素材を構成することになります.もちろん,現在ガンカモ類を素材としている研究者はまだ国内では少ないですので,解明すべき問題点を明らかにして,ガンカモ類を研究素材とする新しい人々をリクルートすることも重要な課題となります.
 日本においては,ガン類,ハクチョウ類,カモ類について多少事情は違いますが,いずれのグループについても,総合的・体系的に現況や課題を語れる人は非常に少なく.個々の研究を進めるだけでなく,分担してレビュー役も行う必要があると思います.

支援グループの当面の活動予定

  1. 日本のガンカモ類において解明すべき課題は何かの計画を作成.

  2. 日本鳥学会大会の自由集会等を利用してその課題を把握するための集会を開催.

  3. 3〜4年後に,それらの成果をまとめて,一般の人々や重要生息地担当者などに役立つ理解しやすい出版物を作成.

 なお,これらの活動に当たっては,重要生息地ネットワーク関係者のメーリングリスト(注:初代:JGOOSE,第2代:janet,第3代;janet2 mlと変遷しています)や,行動計画・重要生息地ネットワークのホームページなどを活用します.

★参加申込先

 須川 恒 (SUGAWA Hisashi)
 601-1463 京都市伏見区小栗栖中山田町12-1-1-310
 TEL&FAX 075-572-1584 / E-mail: CXD00117 ⓐ nifty.ne.jp


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このJOGAページは「東アジア地域ガンカモ類保全行動計画・重要生息地ネットワーク」公式ホームページ(http://www.jawgp.org/anet/)の一部です.URL: http://www.jawgp.org/anet/jgprop.htm.1999年5月14日掲載, 2014年9月6日更新.