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JOGA

JOGA9
(2007)

東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)支援・
鳥類学研究者グループ:JOGA  第9回集会

「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFパートナーシップ)の発足と協力」
日韓のガンカモ類の共通点・特色、韓国で開催される第10回ラムサール条約締約国会議を控えて

2007年9月21日,熊本大学黒髪キャンパス

開催後に集会報告を日本鳥学会「鳥学通信」に投稿したので、そちらも参照されたい  鳥学通信№16 


集会開催趣旨

 「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」(ガンカモネットワーク)は、1999年5月14日、コスタリカの第7回ラムサール条約締約国会議において、「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」の三番目のネットワークとして設立された。これを支援するためにガンカモネットワークの活動を支援する鳥学研究者のグループ(JOGA)が設立され、毎年日本鳥学会で自由集会「JOGA」を開催している。昨年、「アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」が発展的に解消され、「東アジア・オーストラリア地域フライウェーパートナーシップ」(以下、EAAF パートナーシップ)が発足されたのを受け、改めて今後のガンカモネットワーク(注1)のありかたと、研究者の役割を検討したい。

 また、2008年秋には、韓国南部の昌原창원)で、第10回ラムサール条約締約国会議が開催される事となっている。東アジアで開催される2回目の締約国会議であり、日本近隣国の湿地保全をすすめる上で、大きな機会となるであろう。今回の鳥学会では、九州開催という地の利を生かし、JOGA9として、韓国と日本のガンカモ類の共通点と特色を確認する。特に、ネットワーク議長の呉地正行氏と韓国ラムサールセンターから Lee, Chan-woo 氏に参加いただき、既に行われている協力関係、東アジアのガンカモ類と水田環境の保全運動など、締約国会議に向けて今後の(鳥学的)課題を整理したい。

(注1)
EAAFパートナーシップ移行をうけて、ガンカモネットワーク(略称)の正式名称は「東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)」となった。
テーマ:
「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFパートナーシップ)の発足と協力」日韓のガンカモ類の共通点・特色、韓国で開催される第10回ラムサール条約締約国会議を控えて
企画者:
神谷 要(中海水鳥国際交流基金財団)呉地 正行(日本雁を保護する会)岸本 伸彦(財団法人日本野鳥の会自然保護室)須川 恒(琵琶湖ラムサール研究会)
日程:
2007年9月21日(金)1800−2000
熊本大学黒髪キャンパス(熊本市黒髪)工学部2号館 222講義室
(2125日に開かれる日本鳥学会2007年度大会の中の自由集会M2として開催).

報告予定

この集会は,日本鳥学会2007年度大会の中の自由集会として催されます.どなたでも参加できますが,大会への参加費が必要です(一般 5,000円,学生 3,500円,大会当日申込).参加されるかたは自由集会だけでなく,5日間の大会全体に参加され,意義深いものにしてください.プログラムや会場など大会の案内は,同大会事務局のHP http://osj2007.com/に掲載されますのでご参照ください.

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URL: http://www.jawgp.org/anet/jg012.htm
2007年7月29日掲載,2008年9月26日更新(集会報告へのリンク追加),JOGA